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28歳で非正規雇用・恋人なしの僕が胸を張って幸せと言える理由

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ゼロガ丸です!

 

初めての方もいると思うので、簡単に自己紹介します。

僕は28歳の男で、東京でひとり暮らしをしてます。

独身で現在恋人もいません。

去年会社を辞めて、非正規雇用で収入を得て生活をしています。

 

あなたはそんな僕が幸せだと思いますか?

 

僕は幸せです。

 

28歳にして非正規雇用で、お金に余裕があるわけでもない(別に困ってもいないですが)。

しかも恋人もいない。

 

世間からしたら「かわいそうな男」でしょう。

 

けど僕は幸せです。

 

なぜ僕は胸を張って幸せだと言えるのか?

 

それは相対的幸せでなく、絶対的な幸せを追求しているから。

 

今でも相対的幸せを追求し続けていたら、僕は不幸になっていたでしょう。

 

相対的幸せとは他人と比較した幸せで、他人より優れていると感じた時に得られます。

絶対的幸せとは他人は関係ない自分にとっての幸せで、他人からは理解されないことも多いです。

 

相対的幸せは、他人を基準にした幸せなので非常にもろいです。

他人が幸せになったら自分は相対的に不幸になってしまうからです。

 

前回の記事では「相対的幸せを追求するとかえって全体での幸福度が下がる理由」について書きました。

今回はその続きです。

この記事だけでも内容は理解いただけますが、先に前回記事を読んでいただくとより分かりやすいと思います。

 

絶対的幸せは他人の動向に左右されないので、非常に安定した幸せです。

自分の絶対的幸せが何なのかを理解すると、世界の見え方が一変します。

 

絶対的幸せは自分にとって何よりも大事な譲れないもの。

 

それは人生における指針・目印になります。

 

 

僕の絶対的幸せ

 僕にとっての絶対的幸せは自由であることです。

 

しがらみを気にせず、なんの縛りもなく「やりたいこと」「本当に必要なこと」だけをやり、「やりたくないこと」「不必要なこと」はやらない。

 

それがぼくにとっての幸せです。

 

なので、正規雇用であることも、恋人がいないことも、

普通は不幸だと感じるかも知れませんが、

 

僕にとっては「しがらみや縛りを失くす」という面においては、

僕の幸せにとってはプラスの要素なんですね。

 

このように、自分の絶対的幸せがわかれば、

 

他人と比較して劣等感に苦しんだり、

自信を無くしたり、むやみに自分を責めることはなくなります。

 

もちろん、絶対的幸せがわかっても、すぐ手に入るわけではありません。

場合によっては、とても努力をしなければならなかったり、かなりのリスクを負わなければならないかもしれません。

 

けど、自分が何をすべきかは明確になります。

なにかを求めている時の苦労と、他人との比較で自分を責めている時の苦痛では、

精神的負担が全く違います。

 

僕も、今は全く不安がないというわけではありません。

この先どうなるのかなんてわかりません。

僕の選択が正しかったかどうかもわかりません。

 

だけど、会社員時代、他人と自分を比較していた時の苦しみと比べたら、

全然なんてことありません。

 

悩み苦しんだ末の絶対的幸せ

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僕もはじめから絶対的幸せを追求していたわけではありません。

普通に相対的幸せを追求してました。

 

だから苦しかった。

 

自分は社会不適合しゃなんじゃないか?

僕は幸せになれないんじゃないか?

そう思い悩んだ日もあります。

ここでは詳しくは書きませんが、トラウマもあります。

そのトラウマは時間はかかりましたが、今では完全に乗り越えました。

 

トラウマについてはこちらの記事に書きました。

興味のある方はご覧ください。

>>父の死が僕に与えたものはトラウマだけじゃなかった。

 

幸せの捉え方を相対的から絶対的に転換できてなかったら、

僕は自分を不幸だと思っていたでしょう。 

 

今の日本と絶対的幸せ

 

前回の記事で今の日本では相対的幸せと相性が最悪だと書きました。

 

理由は、

自分よりいい暮らしをしている人が多く存在し

簡単にその様子をしれてしまうから。

 

いわゆるSNS疲れですね。

では絶対的幸せはどうか?
相性最高です。

成功のためのノウハウは幾らでもネットで手に入ります。

SNSを使えば、自分の興味ある分野で成功している人と会話、質問もできます。

成功者は人格的に優れていることが多く、ゆとりもあるので、質問に答えてくれることが多いです。

今はやりの質問箱というサービスでは著名な方が匿名の質問に無償で答えています。

昔は地域内の格差も少なく、情報も手に入りづらかった。
その分相対的幸せと相性が良かった。
逆に絶対的幸せを追求するには情報が足りませんでした。

今では格差が広がり、情報が簡単に手に入る。

その結果、他人と比較して劣等感も感じやすくなった。
逆に絶対的幸せを追求するのには十分な情報が手に入ります。

 

また、SNSを有効に活用すれば、同じ目標を持つ仲間とのつながりもでき、情報交換をしたり、切磋琢磨することもできます。

そういう使い方をしている人は増えていると思います。

 

 

自分の絶対的幸せを見つける方法

自分にとっての絶対的幸せがわからないという方も多いと思います。

僕も悩み苦しんでやっとわかりました。

 

なので、悩み抜いた末に自分の絶対的幸せを見つけた僕が

「自分の絶対的幸せを見つける方法」をまとめました。

 

絶対的幸せを見つけるヒントになればと思います。

 

一言でいうと、

世界を知り、己を知ることです。

兵法で言う「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」です。

 

外の広い世界を知ろう

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まずは世界を知りましょう。

 

自分が思っていよりもはるかに世界は広いです。

先入観を捨て、選択肢がいくらでもあることを知ること。

 

それが第一歩です。

そこから、自分に合った生き方や考え方を選ぶという順番です。

 

自由に生きてる人はあなたは思っているより大勢います。

働き方やキャリアも多種多様です。

 

ですが、一つの会社でずっと働き続けてるとなかなか気づけません。

仕事が難しかったり、労働時間が長かったりするとなおさらです。

 

知らず知らずのうちに会社の文化や色に染まって、視野が狭くなっているかもしれません。

 

会社に染まり、視野が狭まらないように、外のつながりを大切にしましょう。

趣味や習い事で会社以外の交流を増やすことをオススメします。

それが難しい場合は、地元や学生時代の友達とのつながりを大切にしましょう。

 

直接利害関係がなく、会社や業界の異なる人たちの話を聞くことは、ストレス発散だけでなく、バランス感覚を維持するためにもとても重要です。

 

ですが、それだけでは外の広い世界を知るには不十分です。

バランス感覚を維持するためには趣味のつながりや地元の友達との交流は有効ですが、

やがて固定化されていきます。

 

 

 

世界を広げるには普段の生活圏から一歩外に踏み出す必要があります。

僕は27歳で会社を辞めアルバイトをしたことで、自分が思っていたよりはるかに多くの人が定職につかず、多種多様な生き方をしていると知りました。

本当にびっくりしたし、嬉しかったです。

 

僕が知ってた僕にとっての世界は本当の世界のほんのごく一部だったんだと衝撃を受けました。

どこを見るか?どう見るか?

それを変えるだけで世界は一変します。

 

会社員だけでなく、学生でも、今とてもつらい状況にいる人はぜひ気づいてほしいです。

あなたが思っている世界は世界のほんの一部で、一歩踏み出せばあなたが知らない世界が広がっているということを。

あなたが思っているよりもはるかに世界は広く深いです。

 

ですが僕のように会社を辞めことはハードルが高いと思います。

なので、もう少し手軽な方法を紹介します。

 

それは、普段やらないことをやることです。

 

普段読まない本を読む、普段聴かない音楽を聴く、普段いかない場所に行く。

 

普段の生活圏から外へ踏み出すことで、自分の知らない世界を知るとことができます。

未知なものに対する抵抗感や恐怖心を減らすためにも効果的な方法だと思います。

 

慎重で新しいことにチャレンジするのが苦手な方にもオススメです。

 

楽しいこと・好きなこと

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世界の広さを知ったら、次は自分を知りましょう。

まずは自分の好きなことや楽しいこと考えます。

 

好き・楽しい・嬉しい・面白いといった感情は幸せと必ずしもイコールではありませんが、

とても近いところにあるものだと思います。

 

また、こういった感情は他人と比較した感情でなく、確実に自分の感情ですから、

絶対的幸せに近い感情と言えます。

 

まずは好きなことや楽しいことを深堀りしましょう。

 

 

当たり前なこと

 

自分にとって当たり前のことが他人にとって当たり前とは限りません。

あるあるだと思って話したのに全然共感されなかったという経験は一度はあると思います。

 

当たり前と幸せもとても近い存在だと思います

家族や友人といった当たり前の存在は、失ってからその大切さに気付く。

ありきたりな表現かもしれませんが、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

 

長時間やっていて苦じゃないことや、他の人は嫌がっているけど、自分は平気なこと。

そんなところにも、僕の私の幸せのヒントは転がっています。

 

嫌いなものにこそ幸せのヒントがある

 

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僕は嫌いなものにこそ幸せのヒントがあると思うんです。

嫌いって強い感情じゃないですか?

しかも嫌いってことは、何か自分にとって大事なことに反するから嫌いなんですよ。

 

僕は人に考え方を押し付けられること、時間に追われることが大っ嫌いなんです。

なので考えの合わない上司の下や、組織の中で働くのは凄いストレスです。

また、時間的なゆとりが僕の幸せには必要不可欠ということです。

 

なので、僕に正社員は合うはずもなく、非正規雇用でのびのび働くことを選びました。

 

やりたいことやすきなことがわからないって方は自分が心底嫌いなものについて考えてみるといいと思います。

 

なんでやる気が出ないのかを考える

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人生でやる気なんか出したことねえよって方もいるかもしれません。

僕は好きですそういう人。

やる気出さないで楽しく過ごせるならそれに越したことないですからね。

 

そういう方は、逆に今まで特にやる気が出なかったか?

一番やる気を失ったのはどういう時でそれは何でか?

を考えるといいと思います。

 

その逆の状況にすれば、めちゃくちゃやる気が出るかもしれない。

 

人が変わるときなんて一瞬です。

きっかけさえあれば人は大きく変わります。

 

いい方にも悪い方にも。

 

 

まとめ

長くなったのでこれまでの内容をまとめたいと思います。

 

相対的幸せは、他人と比較したことで得られる幸せです。

他人を基準にした幸せなので非常にもろいです。

 

絶対的幸せとは他人は関係がない自分にとっての幸せのことです。

 

自分の絶対的幸せを把握し、それを追求すれば、

他人の動向・言動に左右されることがなくなるので、精神が非常に安定します。

 

絶対的幸せを見つける方法

①世界を知る

普段やらないことをすることで自分の世界を広げる

・読まないジャンルの本を読む

・普段聴かない音楽を聴く

・普段いかない場所へ行く

 

②自分を知る

・楽しいこと・好きなことから見つける

・当たり前のことから見つける

・嫌いなことから見つける

・やる気の出ない理由から見つける

 

相対的幸せを求めていると本当に消耗します。

幸せを求めているはずなのに全然幸せになれず、

むしろ「自分は不幸だ」「自分は幸せになれない」「自分はダメな人間なんだ」とさえ思えてくる。

 

本当に恐ろしいです。

 

幸せの基準は他人ではなく自分の中にあります。

 

あなたの幸せは何ですか?

 

即答できない場合は、書いてあることを実践してみてください。

あなたの幸せが見つかる手助けができればうれしいです。

 

参考資料(というか影響を受けた名著)

 

最後に、僕の考えに多大な影響を与えた本を紹介したいと思います。

 

『七つの習慣』

言わずと知れたスティーブン・R・コヴィー氏の名著。

第一章のパラダイムの項や第一の習慣「主体性を発揮する」の内容の影響を受けました。

 

影響を受けた内容は簡単に書くとこんな感じです。

「私たちは物事をあるがままには見れていない。」

「自分の自尊心を傷つけられるのは自分だけ」

「人間の本来の姿は、周りに左右されず、その状況に作用すること。」

 

興味のある方は読んでみてください。

分厚いけどめちゃくちゃためになります。

 

『うまくいっている人の考え方』

こちらはジェリー・ミンチントン氏の著書。

自尊心を高めるための方法や心構えを非常にわかりやすく、具体的に示してくれている名著です。

 

「自分を他人と比較しない」の項で、

「自分を他人と比較しても一方で不満を生み、他方で間違った優越感を生むだけだ」と書いてあり、さらに「他人と比較しても、結果的に落ち込むことの方が多い。だったら、始めから比較なんかするだけ無駄だ。」という内容があります。

 

僕はそれを読んで「確かに!全くその通りだ!他人と比較していいことなんて何もない!」と思い、他人と比較することをやめるきっかけになりました。

 

とてもためになる内容で、『七つの習慣』よりはるかに薄く読みやすいです。

本をあまり読まない方にもオススメです。