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僕たちはいつまでチキンレースを続けるのか?トンビは足枷を外さないといけない。

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ゼロがマルです

現代人は足枷をつけて生きています。

足枷を外せばトンビだって空を飛べる。

足枷を外せなければチキンレースが続く。

 

前振り長目です。

前半は僕の体験で、後半が本題です。

 

最近気になったツイートがある。

 

 

この二つのツイートは関連性があると思った。

悲しいかな、親が子どもに与える影響は計り知れない。

 

 

そういう僕もトンビだ。

母も父も高卒で、兄は専門学校卒。
家族で4年制大学を卒業してるのは僕だけ。

父は小学生1年の時に他界したから母子家庭。

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女手一つで育ててくれた母には感謝しているが、効率のいい努力のし方というのは、
残念ながら教わらなかった。

僕は高校2年生の時に、あるきっかけで「勉強しなきゃ大人に騙され続ける」と思い、勉強を始めた。

家計もあまり余裕がなかったし、マイペースな性格なので、
予備校には通わず独学で受験勉強をした。

2年間、必死で勉強した。

その結果、第一志望の早稲田大学に現役合格した。

そこまではよかったけど、その後はあまりうまくはいっていない。

受験勉強は集中力と気合いでどうにかなった。

だけど、大学生からは「効率のいい努力」や「処世術」が重要になってくる。

大学生の僕はそこに気づかなかった。
いや、うすうす気づいてはいたけど、それをどすればいいのかがわからなかった。

結果、なんとなく4年間を過ごして、気づけば就活がスタートしていた。
案の定、大学生のうちに武器を身に付けていなかった僕は就活に苦戦。

当時は景気もよろしくなく、大学名と付け焼き刃のスキルでは簡単に内定はもらえなかった。
なんとか内定はもらえたけど、世間と自分を知らない僕はベンチャー企業に就職。

 

社会人編はもっと悲惨。

社会人になりたての世間知らずで素直な僕は、社会人としての土台を作る間もなく消耗した。
自分のレベルを遥かに越える仕事を丸投げされ、完全に対処できなくなってしまった。

そんな会社を選んだ僕は世間知らずだったと思うけど、大学生を卒業したてだから仕方ないとも思う。
会社なんて結局は入ってみなきゃわからないし。

想像以上のハードワークに耐えかねて、結局半年ほどで退職した。

その後は色々あって現在に至る。
全部書くとかなり長くなるので割愛します。

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前振りが長くなりましたが、ここからが本題。

トンビ(低所得)の家庭で生まれ育った子どもは、「効率のいい努力の仕方」や「お金に関する正しい知識」を親から学ぶことができない。

じゃあどこで学ぶか?

本来は学校教育で身につけられるべきだが、残念ながら身に付かない。

代わりに、

「人に迷惑をかけちゃいけない」「空気を読まなければいけない」「失敗しちゃいけない」

という足枷をつけられる。

そして大学という4年間のモラトリアムを経て、社会の荒波に放り出される。

会社は学校とは違う。
学校のように手取り足取り教えてくれない。

そして、 「人に迷惑をかけちゃいけない」「空気を読まなければいけない」
「失敗しちゃいけない」 という足枷がよりいっそう存在感を増す。

本当は一刻も早く「効率のいい努力の仕方」や「お金に関する正しい知識」を身に付けないといけない。

この二つが足枷を外す鍵だ。
足枷を外せばトンビだって大空を羽ばたける

だけど、足枷が大きすぎて身動きがとれない。

鍵を使って足枷を外すのが一番だ。
だけど、鍵は近くにはない。

最悪、足枷を外すには骨を折らないといけないかもしれない。

もちろん足枷をつけたままでも生きていける。

けど、選択肢はもの凄く狭まる。
主導権は握れない。

そして、僕はその先に希望を見いだせない。

いつまで耐えられるかのチキンレースが続く。

こんなことをいつまで続けなきゃいけないのか?
次の世代にも同じことをさせるのか?

全てはこれからの僕ら次第。

 

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