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有安杏果さんへ ~ももクロの緑色担当の小さな巨人へ贈る文~

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有安杏果さん

 

ももいろクローバーZからのご卒業、おめでとうございます。

僕は今日の有安さんの卒業ライブには行けず、家でネットの生配信であなたのアイドルとしての最後の雄姿を見届けさせていただきました。

 

正直、全然実感が湧きませんでした。

あなたがこの中からいなくなるなんて、あなたたちが一緒にいないなんて、

想像もできませんでした。

 

ですが、あなたが去った後の、4人での「あの空に向かって」を観て、

本当にあなたは行ってしまったのだと感じました。

 

有安さんのももいろクローバーZからの卒業。

そして芸能界からの引退。

 

あまりにも突然すぎる発表と急すぎる別れ。


ももいろクローバーZのファンであり、特に有安杏果さんを応援していたモノノフの僕としてはとても残念であり、すぐには受け入れられることではありません。

もうメンバーにイジられてる有安さんを見ることができない。
もうポンコツオジさんスタッフに怒る有安さんを見ることができない。
もう有安さんのダンスを観ることはできない。
もう有安さんの歌声を聴くことはできない。

そう思うとただただ寂しいです。

有安さんは僕が初めて好きになったアイドルです。
僕が初めて心から尊敬し、応援した芸能人でもあります。

あなたの今後の成長、さらなる活躍を見届けたかった。
あなたが今後どんな風に変わっていくのかがとても楽しみでした。

あなたは今後どんな人生を送るんでしょうね。

そんなこと言われてもわからないですよね。

もう僕にはあなたの今後を知るすべがないのがもどかしいですが、それは普通のことで、

それがあなたの望むものなんでしょうね。



昨年の夏のバカ騒ぎ以降、僕はももクロのライブには行けていませんでした。

有安さんのソロコンサートは観に行っていたのですが、ももクロの現場には参戦できてませんでした。

お金の問題もあるけれど、行こうと思えば行くこともできました。

 

けど行かなかった。

行きたいけど、これからもまだまだチャンスはあると思ってました。

まさかこんなに突然「終わり」がやってくるなんて思ってもみなかったから。

僕が「次がある」と見送っていたライブは、
有安さんがいる5人のももいろクローバーZの残り少ないライブでした。

悔やんでも悔やみきれません。

有安さんのキレのあるダンス、優しくもパワフルな歌声を生で体感できる、残り数回の貴重なチャンスを僕はむざむざ見逃した。

何より、もっと有安さんに感謝の気持ちを伝えたかった。
全然伝えきれていない。

なのでこの文を書きました。

有安さんの目に届くかはわからないけど、僕の思いや感謝の気持ちを伝えたかった。

 

僕は数多くいるあなたのファンの一人に過ぎません。

あなたの決断をとやかく言う権利など、もちろん僕にはありません。

 

ただ、僕の今の気持ちを伝えたい。

 

それだけです。

 

自分がももクロを卒業することで、

 

ファンがどれだけ悲しみ、メンバーがどれだけショックを受け、スタッフや関係者にどれだけ迷惑がかかるか。

 

心優しく、聡明なあなたにわからないはずがない。

 

ライブであなたは、「私も5人で10周年を迎えられると思っていた。」「けど4人のこれからを思うと今しかないんだ」と言っていました。

 

自分のこと、メンバーのこと、関係者のこと、ファンのことを真剣に考えて、考え抜いて出した答えが、今このタイミングでの卒業、引退なんですね。

 

あなたは誰よりもメンバーやファンを信じてくれてるのかもしれない。

 

リーダーも言っていましたが、

 

あなたが悩みに悩んで、苦しみ抜いて出した決断ならば、

すぐには受け入れることはできなくても、

僕は応援したい。

 

 

有安さんに向けて感謝の気持ちを書いているのですが、自分の気持ちを整理するために書いている部分も大きいかもしれません。

思った以上にショックを受けている自分にびっくりしました。

 

それほど大きな存在でした。

 

だからこそ

 

理解して、受け入れて、心の底から応援したい。

 

すぐにはできなくても。

 

引退後はしばらくゆっくりして、今までできなかった普通のことをやってみたいそうですね。

 

0歳から子役として芸能界デビューをし、数多くのCMやミュージックビデオ、ドラマに出演し、ポンキッキーズにもレギュラーで出演。

さらにEXILEのダンススクールに特待生で合格し、全国ツアーにもキッズダンサーとして同行。

中学生でももクロに加入し、今のももクロの原型が出来上がり、あれよあれよとスターダムを駆け上がってきた。

 

本当に息つく暇もなかったのでしょう。

 

勉強も手を抜かず、日本大学芸術学部に進学し、単位を一つも落とさずに卒業。

しかも卒業してようやくファンに公表。

 

ここ1~2年はソロ活動も本格的に開始し、一年ほどの短期間で7回もソロコンサートを開催。作詞作曲も始め、ソロアルバム『ココロノオト』を発売できるほどの曲を短期間で作成。

 

ももクロのドームツアーやアルバムの2枚同時リリースや、耳の手術、ソロコンサート、学業、これらを同時期にこなしていたなんて、、、

 

いったいどれだけ過密なスケジュールだったのでしょう?

僕には想像もできません。

 

しかも、忙しいだけじゃない。

 

トップアイドルとしての数え切れないほどのファンからの期待。

それは力にもなるのでしょうが、時には耐え切れないほどの重圧にもなったことでしょう。

 

仕事関係者からの期待、芸能人そしてアイドルとしての縛り、アンチやメディアからの心無い批判。

 

あなたはどれだけのものを背負って22年間駆け抜けてきたというのでしょうか?

 

空が好きだったあなたへ

『新しい青空へ』より

 

あなたが作詞する曲には「空」というワードがよく出てきますね。

 

あなたは強く「空」に憧れ、「空」を求めている。

 

あなたにとって「空」は「自由」「広がり」「つながり」の象徴なのではないでしょうか?

それは裏を返せば、「不自由」「閉塞感」「孤独感」を心の奥底に抱えていたということなのかもしれませんね。

22年間ずっと。

 

やはり、ここは強引にでも休息の時間はとった方がいいのでしょうね。

あなたが休息を望むのなら、休息をすべきです。

あなたの健康が一番大事です。

 

僕が言うまでもないですね。

 

22歳の一人の女性としての教養や知識をきちんと身に付けたいというコメントもとてもあなたらしいと思いました。

そして、それもとてもまっとうで、正しい判断なのだと思います。

 

そうした知識や教養は、今後のあなたの人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。

 

芸能界に復帰することがあるかはわかりませんが、芸能・表現活動をするうえでも間違いなく貴重な体験となるでしょう。

 

素直なこと 真面目なこと すがしいこと 正直なこと

全てのことが とてもまぶしい 君から知ったよ

『行く春来る春』より

 

色々書いてきましたが、あなたはトップアイドルで僕はただのファン。

 

僕はあなたと会話をしたことすらありません。

僕が知ってるあなたは本当のあなたのほんの一部。

僕の思っているあなたは、もしかしたら本来のあなたとはかけ離れているのかもしれない。
僕が抱いている有安杏果像は僕が都合のいいように築き上げた幻想にすぎないのかも。

 

仮に実際は全く異なるとしても、僕の中の有安杏果のイメージを壊さずに、

有安杏果であり続けてくれたことに「ありがとう」と言いたい。

 

あなたの歌やダンスで僕が元気と勇気をもらったことは紛れもない事実です。

 

今まで沢山の勇気と元気を届けてくれたあなたには感謝しかない。

何度転んでも立ち上がり、夢を追いかけ、負けん気と努力で夢をつかみ取るあなたの姿に、僕は励まされ、背中を押され、多くの力をもらってきました。

 

そのおかげで、つらい時期も乗り越えてこられた。

言葉では言い表せられないほど感謝しています。

 

悔やんでいてもなんも生まれない すさんでいても虚しくなるだけ
貰ったことに感謝したあとは 与えることで生かされる

『黒い週末』より

 

あなたの引退はとても悲しいし本当に残念です。

 

それでも

 

あなたを応援してきて本当に良かった。

 

心の底からそう思っています。

今まで本当にありがとう。

 

もしまた戻りたくなったらいつでも戻ってきてくださいね。
どんな形でもいいから、あなたの今そしてこれからを見届けることができれば嬉しいんだ。

それがももクロという形だったらこの上ないです。

 

だけど、

 

あなたには戻って来てほしいけど、

 

5人のももいろクローバーZがまた見たいけど、

 

なによりもあなたに幸せになってほしい。

 

そう思っているのはきっと僕だけじゃない。

 

日本中、いや世界中のファンがそう思っているはずです。

 

だから、何も心配いらない。

 

ゆっくり休んで健康的な日々を送ってください。

 

あなたは最後に「幸せになります」と言いました。

 

絶対に幸せになってください。

 

あなたが幸せでいてくれることが、僕等ファンにとって一番うれしいことなんです。

 

僕等ファンは沢山の元気と勇気をもらって、笑顔にしてもらった。

 

これだけは覚えていてください。

 

僕等は、これからも何があろうと有安さんの味方です。

 

そして、ももいろクローバーZも応援し続けます。

 

今まで本当にありがとう。

 

22年間お疲れ様でした。

 

私から あなたへと 届けたいんだ

未来変える たくさんのありがとう

 『ありがとうのプレゼント』より

 

アイドルのあなたは輝いていた

 

何よりも

 

さようなら

 

 

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追記:2019.1.16

 

お帰りなさい。

>>2019年1月15日 有安杏果さんの芸能活動再開の発表を受けた僕なりの振り返り