ガイアの夜明けで取材されたユニークで熱い会社を10社紹介【企業研究・仕事】
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仕事は好きですか?
「はい!」
と即答できなかった方にはこの記事を読んでいただきたいです。
ゼロガ丸です!
テレビ東京系列で放送されている経済ドキュメンタリー番組
僕はこの番組が好きです。
〈好きな理由〉
.・今まで知らなかった業界についてや、今ホットな企業や商品について知ることができて勉強になる
・閉塞感のある日本の中で、奮闘している企業の取り組みや企業人の熱意が伝わってきてやる気が出る
勉強にもなるし、よっしょワイも頑張るで!と思える素晴らしい番組です。
ちなみに公式サイトの番組紹介にはこうあります。
〈公式サイト〉
番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉え、「夜明け=ニッポンの再生」を目指して奮闘している人たちを追いかける本格的ドキュメンタリーという意味合いが込められています。
完全に番組の狙い通りの感想のようです!
ごいすー。
ガイアの夜明けが好きだというサラリーマンの方も多いとは思いますが、
あまり見たことないなという方はぜひ見てみてください!
普段ガイアの夜明けを見ない方向けの記事ではありますが、
ガイアの夜明けを毎週見てるよという方は、振り返りとしてこの記事を活用していただければと思います。
それでは本題に入ります!
バルミューダ
〈番組サイト〉
2017年1月31日放送 家電で"究極の味"をつくる!~新たな炊飯器・コーヒーメーカー~
〈公式サイト〉
この会社はご存知の方も多いのではないでしょうか。
革新的な家電を多く輩出している家電メーカーです。
代表作の『ザ・トースター』はトースターなのにそのお値段はなんと約25,000円。
にもかかわらず売れに売れて累計販売台数は20万台以上!!
その価格やおいしさが話題となり、メディアでもよく取り上げられています。
僕も以前から気になっていたのですが、この放送を見てついに買ってしまいました。
>>バルミューダの高級トースターで色々パンを焼いた感想・口コミ【オススメ】
この放送でのメインはザ・トースターではなく炊飯器の「ザ・ゴハン」の制作過程でした。
開発担当の唐澤明人さんは前職がITプログラマーで家電開発は未経験。
そんな彼が今までとは全く異なる炊飯方法の炊飯器を生み出すまでの過程のドキュメンタリーです。
僕が面白いと思ったのは唐澤さんのそれまでの働き方です。
彼はバルミューダに就職するまで契約社員としてプログラマーの仕事をしていました。
契約期間が満了すると東南アジアへ旅立ち、長期間滞在していたそうです。
そして日本へ帰国したらまた契約社員として働き、満了したら東南アジアへ。
ということを繰り返していたと言います。
「とても面白い働き方だな。そういうのもありだな。」と僕は思いました。
自分に合った働き方をじっくり考えてみようという気になりました。
完成した炊飯器はこちら!
バルニバービ
〈番組サイト〉
2017年2月28日放送 外食の〝新勢力〟あらわる~快進撃の裏に秘策あり~
〈公式サイト〉
バッドロケーション戦略で快進撃を続ける外食企業です。
競合が見向きもしない悪立地の物件に店を出し、悪条件を跳ね除けて集客し人気店にします。
閑静な町並みや緑に囲まれた環境などの魅力を活かすことで集客はできると社長の佐藤裕久 さんは言います。
外食企業といったら効率重視のチェーン店を想像しますが、バルニバービはそうではありません。
その店ごとの独自色が非常に強く、個人経営の独立したお店のようです。
僕の知っている外食企業とは一線を画したユニークな会社だと思いました。
悪条件をものともせずに人気店にしてしまうという姿勢もカッコいいですよね!
アチハ
〈番組サイト〉
〈公式サイト〉
大阪にある特殊物運搬の会社です。
鉄道車両やロケットなど、特殊な重量物の搬送がメインの事業で、創業が1923年の歴史ある企業です。
この時点でもうすでに凄いし面白そうですよね!?
そんなアチハが日本初のビジネスに挑みます!
それはSLのリース事業です。
通常SLを走らせるには億単位のコストがかかるそうです!
それをアチハは長年培った運搬技術を活かし、1カ月2,000万円程度でリースするそうです!
それでも個人が出せる金額ではありませんね、、、
「集客の目玉にSLを走らせたい」という各地の自治体の声から生まれた事業だそうです。
顧客は自治体です。そりゃそーか。
単純にこんな企業があるなんて知らなかったので(すみません)、とても興味深かったです。
独自の強みって大事だなと感じました。
そして、その強みを活かした新しい事業へ挑戦する姿勢もカッコいいなと思いました。
今後の展開が楽しみです!
カチタス
〈番組サイト〉
2018年3月6日放送 ニッポン転換のとき〜住宅編『中古』に価値がある!〜“新築信仰”に挑~
〈公式サイト〉
群馬県に本社のある中古物件を扱う不動産会社です。
4年連続で中古物件の販売数がナンバー1だそうです。
しかも、築30年以上のどこも買い手が付かないような中古物件ばかり買取、リフォームして販売しています。
リフォームした家の97%が1年以内に売れるというのだから驚異的!
他社が見落としている物件の強みを見出し、価値を生み出していくカチタス。
素晴らしい会社です!
買い手のつかない物件を相続してしまい、処理に困ってる方は大助かりですね!
ブラウンシュガーファースト
〈番組サイト〉
2018年3月13日放送 シリーズ ニッポン転換のとき 追跡!食品ロスとの闘い
〈公式サイト〉
ココナッツオイルなど、天然食品を扱う食品メーカー。
荻原みどり社長が自身の妊娠・出産を機に天然食品に興味を持ち、設立した会社だそうです。
番組のテーマは食品ロス。
加工食品には1/3(三分の一)ルールという慣習があり、食品廃棄が助長させているのだそう。
例えば、賞味期限が6か月の食品は製造してから4カ月が経ったって売れ残った場合、もう販売してはいけないそうです。2カ月近く残っているのに返品・廃棄処分となります。
大量の食品廃棄につながり、生産者としても大きな打撃になるこの慣習。
業界関係者は疑問に思いながらも従っていたそうです。
荻野社長は賞味期限内にもかかわらず処分しなければならない大量のココナッツオイルを見て涙ながらに言いました。
「廃棄するために作った訳じゃない」
とても悔しそうでした。
そして彼女は立ち上がりました。
この不可解な慣習を打ち破るために新しい仕組みをつくろうというのです。
すると、同業者からも活動に対する多くの支持を得られたそうです。
現在も巨大な相手に果敢に立ち向かっています。
子どもに安全なものを食べさせたいというお母さんを手助けしたいという会社設立の動機も素敵だと思いました。
また、だれも「ノー」と言えなかったことに対し「ノー」と言い、周囲を巻き込みながら活動を続けているパワフルさが非常にカッコいいです。
少しでも応援できればと思い、この記事で紹介させていただきました。
ミライロ
〈番組サイト〉
2018年1月30日放送 「不自由」が価値を生む!~“車イス社長”の挑戦~
〈公式サイト〉
大阪に本社があるバリアフリーに関する講座やコンサルタントをしている企業。
社長の垣内俊哉さん(28歳)は生まれつき骨が弱く骨折しやすい体質で、車イスで生活をしています。
そんな彼だからこそ作れた会社であり、コンサルティングも講演や講座も真に実用的なのでしょう。
ミライロの高齢者や障害のある方への接し方を学ぶための講座の受講企業は400社を超えるそうです。
彼は17歳から18歳にかけて3度の自殺未遂を起こしたと語りました。
それでも死ぬことのできなかった垣内さんは「自分にできることをやろう」と決意したのたと言います。
大学在学中に友人と2人で起業したのがミライロ。
今では社員数は50人にまで増えたそうです。
しかし、体の方は一向に良くはならず、3年前に入院時には一時心肺停止状態にまで陥りました。
28歳にして彼は遺書を書いたそうです。
生まれつきの難病と闘いながら、身近に死を感じながらも、
それを言い訳にせず、自らの使命とし、力にしてしまう。
そんな彼の強さに心打たれました。
心から応援しています。
クラウドクレジット
〈番組サイト〉
〈公式サイト〉
ソーシャルレンディング事業者。
海外の発展途上国を融資先としたファンドを扱っており、期待利回りが5~12%と非常に高いのが特徴です。
自国では融資が受けれない途上国の方々に資金がいきわたり、融資者には高いリターンが期待できます。
高い利回りということは借りる側の負担が多きいのではないかと思うかもしれませんが、融資先は経済成長真っただ中の国なので大丈夫なんだとか。
途上国などでチャンスさえないような状況の方々に融資をしようという事業なので、
個人的に応援したいです。
余裕があれば僕も商品を買ってみたいと思います。
僕は大した金額は出せないので記事で紹介をさせてもらいました。
悪の秘密結社
〈公式サイト〉
ヒーローショーに特化した総合イベント会社。
代表取締役社長ヤバイ仮面率いる悪の秘密結社。
全国のヒーローイベントへ登場し、各地のヒーローと戦い、場を温めていい感じにやっつけられる引き立て役です。
社長の笹井浩生さんはキャラクターのデザインからヤバイ仮面の中の人まで自分でこなしています。
高校生の頃、アルバイトでヒーローショーへ出演し、その時に体験した感動が忘れられなかったと言っていました。
大勢の子供たちの「がんばれ!」という必死の声援に感動して号泣したそうです。
大学卒業後、一度は福岡の時計販売会社へ就職するも、ヒーローショーへの思いが冷めずに退職し、悪の秘密結社を立ち上げたとのこと。
番組では東京進出のための資金調達に漕ぎつけるまでが取材されていました。
一度銀行に融資を断られてしまいましたが、新しい仕組みのMFクラウドを活用し、融資を受けることができました。
MFクラウドファイナンスは通常の銀行融資際は確認しない直近の口座情報を元に資金繰りを判断するため、よりきめ細やかに企業の財政状態を評価してもらえるそうです。
社長の笹井さんは僕と同年代なんですよね。
同年代の方が夢を追い、東京へ進出してきて奮闘している。
いや~応援するしかないですよね?
みんなで悪の秘密結社を応援しましょう!
ホームページも面白いですよ!
ぜひご覧ください!
R65不動産
〈番組サイト〉
〈公式サイト〉
「65歳以上の顧客専門」の不動産会社。
社長は山本遼さん(27)。もともと別の不動産会社に勤めていた山本さん。
ある日、高齢のお客さんから問い合わせがあったそうです。賃貸物件を探しているとのこと。いい物件を紹介したい。そう思い、紹介できる物件を探した。
しかし入居規模者が高齢者であるため、大家さんに立て続けに断られてしまった。結局、紹介できる物件は見つからなかったそうです。
そのことをお客さんに伝えると、「不動産屋に断られるのはもう5軒目です。」と言われた。
そのことがきっかけに入居先が見つからず困っている高齢者が大勢いること、
そして自分も断る側だと気づいたと言います。
それが忘れられず、あえて65歳以上の顧客専門の不動産会社を設立したとのこと。
大家さんや賃貸オーナーも本当は高齢者に貸してあげたいのだそうです。
だけど、孤独死により事故物件となることを恐れて貸せないとのこと。
つまり、高齢者へ部屋を貸出しする正しい知識とノウハウがないから貸せない。
なので、山本さんはオーナー向けにセミナーなどを通じて、リスクを抑えて高齢者に入居してもらうための知識やノウハウを伝えています。
正しく理解してもらい、不安を払拭すべく奮闘しています。
ホント素晴らしいですね。
その熱意も行動力も。
尊敬します。
鎌倉自宅葬儀社
〈番組サイト〉
〈公式サイト〉
自宅葬専門の葬儀会社。
自宅で手作りの葬儀をあげることができます。
遺族の希望に沿い、その家のためだけの葬儀を一緒に作ってくれます。
番組では鎌倉に住む男性が母親の葬儀を依頼していました。
「母親との思い出が詰まった自宅から送り出したい。」
そんな思いから自宅葬に決めたそうです。
当日の葬儀の様子も放送されましたが、とてもいい葬儀だと全く関係のない僕ですら思いました。
代表の馬場翔一郎さんは真剣に真摯に依頼人の男性の話を聞いて、葬儀プランを考えていました。
その姿を見て僕だったらこの人に相談したいと思いました。
自宅での落ち着いた葬儀というのもいいですよね。
まとめ
今回紹介させていただいた企業
バルミューダ:家電メーカー
バルニバービ:外食
アチハ:特殊物運搬
カチタス:中古物件買取・販売
ブラウンシュガーファースト:天然食品メーカー
クラウドクレジット:ソーシャルレンディング
悪の秘密結社:ヒーローショー専門イベント企画・運営
R65不動産:65歳以上専門不動産仲介
鎌倉自宅葬儀社:自宅葬専門葬儀会社
どの会社もユニークな事業を展開していて、
代表者が情熱をもって仕事に向き合っているのが印象的です。
いいものを作りたい。
困っている人の力になりたい。
そんなシンプルでまっすぐな思いが画面から伝わってきました。
きっかけや動機は人それぞれですが、仕事への熱い情熱は皆さん共通しているように感じました。
みなさん、壁にぶち当たりながら、必死に考えて試行錯誤して前に進んでいます。
それはやはり自分の「したいこと」「すべきこと」を真剣に考えて自分で選んだ道だからではないでしょうか?
こんな記事を書いてますが、僕はフリーターです。
会社員として組織で働くことも、経営者として組織を率いることも僕には向いていない。
だから、ブログで紹介させてもらいました。
少しでも紹介した企業の力になれたらうれしいです。
どの会社の企業サイトもとても素敵なのでぜひご覧になってください。
そしてなにより、
この記事を読んだことで、一歩前に踏み出そうと思ってくれた人が、一人でもいたらうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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