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衝撃!映画『かさね』が凄い!芳根京子と土屋太鳳をその目に焼き付けろ!【レビュー・感想・口コミ】

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ゼロガ丸です!

 

芳根京子さん・土屋太鳳さんW主演の映画『累-かさね-』を観てきたので、

そのレビュー記事を書きました。

 

衝撃でした。

 

kasane-movie.jp

 

 

 

芳根京子と土屋太鳳のキス

 

ここは内容とはあまり関係ないので、飛ばしても大丈夫です。

急いでいる方はあらすじからご覧ください。

 

先日、ぼんやりTwitterを眺めていたら、こんなツイートが流れてきました。

 

 

 

芳根京子と土屋太鳳が100回重ねたキス、、、だと、、、

 

一体どんな映画なんや、、、

 

気になって記事を読んでみたら、

だいぶ想像と違う内容。

 

なんかドロドロしてんな、、、

ホラー的な要素もある?

 

けど、面白そう、、、

 

累計発行部数230万部突破の大人気コミックの実写映画なのか。

面白そう、、、

 

観に行きたいなと思っていたら、今度はこんなツイートが、、、

 

 

累に違いない。

ぐ、行きたい、、、

 

思わず引用ツイート

 

 

煽られるゼロガ丸。

 

 

とってもかさねを観たくなった僕は、仕事終わりに一人で新宿の映画館へ行くことに。

 

次の上映は22時スタートの24時終わり、、、

 

ふむ、、、

 

明日休みだしいっか!

 

内容的にも時間帯に合ってる気がする!

 

上映終了後。

 

 

 

あらすじ

 

自らの醜い容姿に強いコンプレックスを持つ淵 累(ふち かさね)。

彼女は亡き母から渡された不思議な口紅を持っていた。

その口紅を塗ってキスをすると、相手の顔と自分の顔が入れ替わる。

 

ある日、かさねは羽生田(はぶた)という男に、演劇を観に来るよう誘われる。

男は生前、母に大変お世話になっていたという。

母の淵 透世(ふち すけよ)が有名な大女優だった影響で、演劇が好きだったかさねは羽生田と劇場へ行く。

 

その演劇でヒロインを演じていたのが丹沢 ニナ(たんざわ にな)。

彼女は非常に整った奇麗な顔をしていたが、演技の才能がなかった。

 

羽生田の狙いはかさねとニナの顔を交換させ、かさににニナの代わりに演技をさせることだった。

羽生田は口紅の秘密を知っていたのだ。

 

容姿は美しいが演技は下手なニナ。

容姿は醜いが演技力抜群のかさね。

 

利害は一致している。

二人は契約を交わした。

 

ニナはかさねの才能を利用し、

かさねはニナの美貌を借りて演技に没頭する。

 

容姿に恵まれ、自信に満ち溢れたニナ。

彼女はかさねを利用していた。

 

しかし自分の顔で堂々と演技をし、周囲から認められていくかさねに対し、

徐々に恐怖を感じるようになる。

 

このままでじゃ私の人生を乗っ取られる。

 

危機感を覚えたニナは、かさねの過去を探る。

そしてニナはかさねの母、淵 透世の恐ろしい秘密を知ってしまう。

 

芳根京子が凄い

 

ストーリーが面白いのは言うまでもないですが、

W主演の芳根京子さん、土屋太鳳さんの演技が本当に素晴らしいです。

 

醜い容姿のせいで周囲から不気味がられてきたため、自分に自信がなく、

その反動で周囲から称賛されることへ強い憧れを抱くかさね。

 

そんな彼女の闇を芳根さんが見事に演じています。

 

芳根京子さんと言えば爽やかで清純派のイメージ。

 

今までの役どころもそういったイメージに合ったものが多かったです。

 

朝ドラのべっぴんさんではヒロインのすみれという大役に抜擢され、

洋服作りに生涯を捧げる女性の一生を演じ切りました。

 

 

今回のかさねは今までとは全く違う役どころで、彼女とは真逆のイメージです。

 

ですが、彼女の演じるかさねは本当に不気味で、恐ろしかった。

 

そして、これは土屋太鳳さんもそうですが、今回は互いの顔が入れ替わるという内容なので、

芳根京子さんはかさね役だけでなく、顔が入れ替わった時のニナ役も演じなければなりません。

 

かさねの時のおどおどした演技と、ニナ役の時の自信に満ち溢れた演技。

その差も見どころの一つです。

 

 

土屋太鳳が凄い

 

芳根京子さんも凄かったですが、やはりこの映画では土屋太鳳さんが凄かった。

 

一応言っておきますが、演技力うんぬんではなく、役どころの差です。

 

ニナの本体役は土屋太鳳さんなので、女優として演技をするシーンは全て土屋太鳳さんでした

 

ニナ役の土屋太鳳さん、顔が入れ替わったかさね役の土屋太鳳さん、そのかさねが演技をするシーンの土屋太鳳さん。

 

その全てがまったくの別物。

 

演じ分けが本当に素晴らしかった。

 

芳根京子さん同様、土屋太鳳さんも爽やかな清純派女優のイメージです。

 

 

芳根京子さん以上におっとりした印象。

 

その土屋太鳳さんが演じる丹沢ニナは本当に嫌な女でした。

 

傲慢でわがまま、自分勝手。

自分さえよければいい。

 

見た目だけよくて、中身が空っぽなクソ女そのもの!

 

土屋太鳳さんの演技には驚きました。

 

そして終盤にある土屋太鳳さんの艶やかなダンスシーン。

 

土屋太鳳さんの色っぽい美しさに息を飲みました。

 

人間のエゴが凄い

 

自らの美しさに絶対の自信を持つニナ。

彼女は化け物(かさね)を道具のように利用し、スターダムへのし上がろうとする。

 

一方自らの醜い容姿に強いコンプレックスを持つかさね。

彼女はニナに利用れていることに傷つきつつも、美しいニナの顔で表舞台で注目されることや、一流の環境で演じることに、

今まで味わったことのない充実感や喜びを感じる。

 

演技にのめり込んでいき、

 

手放せなくなる。

 

今は亡き大女優、そしてかさねの母でもある淵 透世。

彼女に心酔する丹沢ニナのマネージャー、羽生田。

 

自らの欲望・欲求を満たすために他人を食い物にすることも厭わない、

その業の深さ。

 

正に衝撃の作品です。

 

本当に恐ろしいです。

 

覚悟して観てください。

 

 

まとめ

 

累-かさね-』は人の恐ろしさが生々しく描かれた作品です。

 

かさねとニナがそれぞれ抱える野心や闇。

 

それを芳根京子さんと土屋太鳳さんが全力で表現しています。

 

どちらも相当難しい役だったと思います。

それを見事に演じきった二人は本当に素晴らしい!

 

素晴らしい作品を作った関係者全員に拍手!

 

まだ観てない方はぜひ劇場でご覧になってください。

 

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